九州大学法律相談部の皆さまが事務所見学に来られました

九州大学法律相談部の皆さまが事務所見学に来られました

2011/09/05

少し前でしたが、8月27日に、九大法律相談部の方10名が事務所見学に見えられました。
最初は皆さん緊張された面持ちでしたが、事務所内の施設をご覧いただき、その後、会議室で、あらかじめ皆さんから集めていた質問に対する回答と質疑応答という流れで行わせて頂きました。

いま、法科大学院や司法修習生の給費制が廃止される方向に向かっているなど、法曹を目指すのにお金のかかる状況があるため、法曹になりたい!との意志を持っていても、経済的事情から躊躇せざるをえない状況にあります。
しかしながら、皆さんの中には法曹を目指したいと考えておられる方が多数おられて、安心しました。
どうか、ひとりでも多くの方が、その思いを遂げられ、一緒にお仕事ができる日を迎えることができたらいいなと思います。

当日、見学に来られた九大法律相談部部長さんから、感想文をいただきましたので、アップさせて頂きます。
ありがとうございます。
また今後とも宜しくお願い致します。

本文作成  向原栄大朗
———(以下、部長さんからのメッセージです)———–

平成23年8月27日、我々九州大学法律相談部部員10名は、福岡市赤坂にある鴻和法律事務所を訪問させていただきました。

まず初めに、事務所を見学しました。あくまで勝手な思い込みではありますが、弁護士事務所というと部屋が一つだけあってそこに一つ巨大な机が置いてあり、そこに弁護士が鎮座しているような状況が浮かびます(ドラマなどの影響でしょうか)。しかし、現実はそのようなことはなく、大きな部屋の中に個室がいくつか備えられており、依頼をする側が周囲の状況を気にすることなく相談できるよう配慮されておりました。

その後、会議室にて、法曹実務家になるまでの過程や実務家の活動等についてお話を伺いました。(必ずしも部員全員ではありませんが、)現実に直面することになるのが数年先であることもあって、例えば新司法試験における選択科目のことや司法修習のこと等について我々は知識が乏しく、伺った話はどれも貴重なものばかりでした。

次に、我々九州大学法律相談部の方から提出させていただいた質問事項について回答をいただきました。質問事項は専ら弁護士の仕事内容と関わるものが多く、我々の活動でも一般の方から相談を伺うこともあり、また、将来は弁護士を志す者も多いため、将来生かすことができるのはもちろんですし、例えば相談の際に気をつけていることなどは今からでも生かすことのできるものでした。

教科書学習が大部分を占める学生の我々にとっては、現実の実務家が如何なる活動をしているかについてはっきりとしたイメージを持つことはできず、学部の講義においても実務家から話を伺う機会というのもあまりないため、今回実務と学問の隔離や仕事における苦労などを弁護士さん方から伺い、実務家の活動の一端を知ることができました。

今回の訪問を通じ、実務家への羨望を深めると共に、我々自身の意欲を向上させ、よりよい団体になれるよう努力して参りたいと思います。
最後になりましたが、お忙しい中にも関わらず訪問をさせていただきました鴻和法律事務所のみなさまに、九州大学法律相談部部員一同、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

九州大学 法律相談部 部長
中尾 篤史

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